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パンしか売らないローソン:勝手に先行きを考える

フジサンケイビジネスアイによると
『コンビニ大手のローソンは、焼きたてのパンなどを販売する
ベーカリー専門店を15日に東京・銀座6丁目に出店する。
コンビニ業界は、既存店売上高が6年連続の前年割れが確実視
されるなど、“成長神話”に陰りがみられるなか、業態開発を
さらに加速させ、新たな収益源に育てたい考えだ。

店舗名は「ナチュラルローソンベーカリー銀座本店」。自然素材
の食品を重点的にそろえる「ナチュラルローソン」のパン専門店
として出店する。店内ではパンとサラダのみを販売。パン工房を
設け、生地から焼き上げ、店頭に並べる。
取り扱う50~60品のうち30品程度を店内で作る計画だ。

営業時間は平日が午前8時~午後11時、24時間営業は行わない。

ローソンでは、ナチュラルやストア100のほか、高齢者向けの商品
を充実させた「ローソンプラス」などの業態を開発。ベーカリーと同
じ15日には、子供の一時預かりサービスを提供する「ハッピーL」
を東京都中央区に試験的に出店するなど、地域や顧客の特性に合った
店づくりを進めている。

ローソンが業態開発を急ぐのは、既存店売上高のマイナスが続き、
FCのオーナー候補者が少なくなるなど、コンビニの魅力が色あせて
きたためだ。若者を主要顧客としたビジネスモデルは限界にきており、
業態開発を通じて新しい「コンビニ像」を模索し、競争に勝ち残る戦略
を描いている。』らすい。

んるほど。
結論から言うと、誰もが持っている「ローソン=コンビニ」という概念
を変えていかないとなかなか厳しそうですにゃ。

まず「コンビニってなに?」ってっかんがえるとわたしの属するセグメント
にとっては
・広く浅い品揃えで
・生活導線のうえにあって
・取り合えづ夜中でも急場をしのげて
・非常な満足感はないがありきたりのものは買える
といった感じ。
なのでわたしが利用するコンビには会社の近くのコンビニと駅とタクシー
を降りる地点から家までの途中のコンビニとスタジオの近くだけだ。
西友などのスーパーが導線上にあればそちらを利用する。

なのでパンに特化し夜中もあいていないとなると「普通のパン屋が1件出来た」
ことと現象は同じになる。
となると価格、品質のどちらかが秀でていないと何のアドバンテージもない
競争に巻き込まれることになる。がんばっておいしいものを作るしかないね。

地域に特化した業態展開をしていくのは企業にとっても顧客にとってもとても
魅力的ないことではあるが、スケールメリットがなくなる分、商品開発には
かなり骨折るだろうね。
通常のコンビニ見たく1駅1社2店舗みたいなスケール間なら店舗にとっては
ミニマムロットで商品まわしても全体のパイがでかいからメーカーにもメリットもあり
開発原価を吸収できたでしょうけど、中小のスーパー並の店舗展開ではね
PB開発もつらくなるでしょう。
そうなると業態を分けても同じような品揃えという悲しい結果にならんといいが。

コンビニの発展系としては情報化社会に沿って「ネットオーダー+デリバリ」
的方向に進むと思われていたけど、案外そっちに需要が少ないからスーパーが
たどってきたような業界特化性に進みざるを得ないのでしょうか。

というような記事をクリスマス感満載の原宿のカフェのテラスで書いています。
寒さが心地良いですが指先がかじかんできて思うようにタイピングが出来ません。

でもね、冬のほうが好きです。雪ふんねぇかなぁ。


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